年収250万アラフォーオタクのシンプルライフ

低収入な田舎OLがお金のやりくりをしたり、黒歴史を反省したりします。

オタクだけどオタクが苦手

こんにちは。今はゆるオタのふーるです。
十代~二十代とガチオタで同人もやってましたが、今は卒業しました。
たまにハマるとpixivあたりに投下して満足する程度です。
二十代の頃はオタ友達もいましたが、Uターンしてからは疎遠になりました…。

今回の記事はオタじゃない人にはわかりにくいと思うので畳みます。

 

思春期に刷り込まれたオタク賛歌

オタクというか、同人ですかね。それを知ったのは中学生のころ。
まだオタクというものが底辺扱いされてた時代です。
クッソ下手な絵で同人便箋作ったり少部数同人誌作って地方のイベントに参加したりしてました。
そしてBLです。腐女子の世界というのは当時の自分にはとても刺激的で、以後15年以上尾を引くことになりました。
コミックテクノとかファンロードも愛読してました。

高校生になって漫研に入って、その合宿で初めてコミケに一般参加しました。
あの分厚いコミケカタログを読み、巻末のまんがレポートを熱心に読んでイベントを勉強し、当日は宝物(ホモ同人誌)を漁る…。
すべてが輝いていました。みんなの「好き」が形になっていて、あこがれの世界になりました。

大学生の頃もオタク全開で、その頃は良いオタク友達もできて、幸せ絶頂でした。

大人になるにつれて、齟齬が出てきた

社会人になっても、まだ同人の世界からは抜けておらず、二次や一次創作の同人誌を作ったりしていました。

しかし、SNSの台頭についていけず、交流をしようと思ってもろくに友達が作れず。
そして同人活動の資金もカツカツで(全く売れないサークルというのは全部赤字なのですよ)、生活も苦しくなってきて。

たまに新しい友達ができたかと思えば、しばらく楽しく交流して、あれこれ話すようになると相手に幻滅するようなことがありました。
大学時代はあんなにいい人たちに巡り合えていたのに、社会人になってからは痛い人(オマエモナーと言われそうですが)ばかりに当たる。
自分の居場所が分からなくなりました。

何万も使って本作って、ショバ代払ってイベント出て、それでろくに友達もいない…。
他にも思うところが色々あって、辞めることにしました。

今は隠れオタク

近年はオタク産業もメジャーになりつつあって、アニメを見ている大人も普通に報道されるようになりましたね。
しかし私は隠れオタクのままです。オープンオタとか怖くてなれない。
自分の黒歴史をぶちまけるなんて怖すぎる。(このブログも身バレ怖いw)

オタクとシンプルライフの相性について

相性はよくないと思います。推しに投資するのが正義!買い支えるのがファン!というノリですから。
流行ジャンルになんてハマったら、自分のペースではいかなくて、どんどん公式が商品を展開してきます。
キャラグッズ集めて祭壇作ってツイッターに上げたりするのがカッコイイオタクなんだろ?

私はオタク活動に回せる資金がないし(定額動画サイト見る程度)、グッズは公式のものであろうと部屋に置きたくないからいらない。(正直、いい大人が二次元のキャラものを後生大事にしてるのって痛くない?)
世間(?)は課金しまくって札束で殴り合うような世界で、到底ついていけません。
別にそれやってる人を責めようとも思ってませんが、私には合わない。

アニメや漫画が好きで、オタクであることは確かだけど、ガチオタの人とは合わない。
公式にお布施とか、別にしたくない。同人誌も欲しくない。
淘汰される側で良かったのかもしれない。

私は「消費者」でいたい

オタクって、昔からお金を持ってる人たちが買い支えてた部分があるから、そういうのは仕方ないんですよね。
けど、近年やたら拝金主義になってないかしら。
まあ、私は信者ではなく消費者だから、いらないものは買わなければいい。
昔公開されたアニメの続編が気に入らなかったら、見ない選択肢もある。
SNSとかで、「自分は〇〇作品のファンです」とかレッテルを貼っちゃうと、それに縛られちゃう。

こんなこと書くのは、昔の自分がそれだけオタクコンテンツに対して妄信的で、他の可能性を潰してきたことへの反省からなんですが。

結論、無理せず身の丈でいられる趣味があればハッピー。