年収250万アラフォーオタクのシンプルライフ

低収入な田舎OLがお金のやりくりをしたり、黒歴史を反省したりします。

葬式ラッシュは避けられない現実だと気付く

もう2月になりましたが、1月の最後の最後でごく近しい親戚の葬儀があり、忌引きしました。
 
お香典、3万円也(近しいので)。そして遺体見に行ったときにメガネも壊れました(弐萬圓堂製)、5年以上使ってるので、金属フレームがちぎれました。というか、このタイミングがもうね…、メガネはそもそも寿命だったけれど、故人の家で壊れるとかね…。不思議なものですね。そしてメガネ買い替え費用も追加発生。
1月は犬費で20万以上支払ってるのに、葬式とかね。メガネ壊れるとかね。どういうことなの。

詳しいことは省きますが、うちの家族全体で、1月はイベント事起きすぎです。浮き足立ってます。色々なものの入れ替え時期なのかもしれません。
そして逝く命があれば、生を受ける命もあるわけで。弟夫婦に子供できたかもしれない(まだ安定期ではない)って。親歓喜です。待望の孫!孫!私も嬉しいよ。
孫報告受ける前に犬連れてきてよかった…と滑り込みセーフ感で安心したのもありますが。すまぬ。

 

親戚が多いと香典ラッシュも多い

一定の年齢になれば葬式ラッシュになるのは分かってるんですが、他人だったら精々5000円じゃないですか。
けど近しい親戚だと万単位になるじゃないですか。
私、友達は少ないのでご祝儀貧乏になることはなくて安心していたんですが、親戚はいるから香典ラッシュは避けられないんだ…と親戚の人数を数えてガクブルしました。
これも実家暮らしのコストと言えばコストですが、親戚やご近所のコミュニティで「お互い様」が成り立つ田舎なので、必要経費だと思います。

昨今は何でもコンパクト化・省略化・関わらない化が進みますが、身軽であればあるほどいざと言うとき頼れる人がいなくなるというデメリットもあるわけで…(頼らなくていい位お金持ってるならご自由にって感じですが、だから逆に拝金主義の金儲け本やセミナーが儲かるわけで…しがらみから開放されたいのなら金が必要ですからね、でも仮に1万人が同じことしてそのうち何人が成功できるんだろうね?)。
もちろん絢爛豪華すぎるのも困りますが、最低限の礼は尽くせるように備えておきたいものです。

ネットしてるとちらほら「家族or親戚がDQNすぎて絶縁しまくった」系の内容を目にしますが、本当にガチで毒になるなら全力で逃げたほうがいいんですけど(毒だと薄々気付いてても我慢し続けてる知り合いもいるから判断はかなり微妙なラインですが…自分で決断しないといけないから他人はどうしようもないね、独立すすめてもデモデテモダッテされるからこちらも沈黙するようになったよ)、そこまででないなら適度な距離を保ちつつやっていく方がいいんだろうなあと今回の葬儀見て思いました。
親戚なんて何件かに1件は必ずDQN案件があるものだと思っておけばいいんだ。深く関わらなきゃいいだけで。逆に、個人の場合にも言えるけれど、完璧に素晴らしいと思える親戚なんてそうそういるもんじゃないと思います。良い所もあれば必ず悪いところもある。
私も自分自身に言い聞かせようと思います。

…と思いながら葬式に行ったんですが、やっぱり嫌な部分は嫌だわ(笑)
別にこの親戚はDQNじゃないんですけど、段取りが悪くてグダグダだったので。葬儀社がついてても、遺族がキッチリ決めてないと綺麗に進まないですわ。はあ。お斎(おとき)の場で葬儀社と進行グダグダ相談してるの丸分かりとかかなり恥ずかしい…。

 

納棺て泣くよね

人間の葬儀なのに申し訳ないけど、先代犬の葬式こと思い出して二重に泣きました。
納棺でハンカチなんていらないと思ってたらラスト鼻水が垂れてきて、父のハンカチ借りてぬぐいました(きたねえ)
知らせがあって顔だけ先に見に行った時も、故人の遺品(高齢なので介助用品とか手すりとか)がそのままなのに本人はいない…(ちょうど葬儀社が整えていたので)というシチュエーションが、悲しくて悲しくて…。
お通夜より余程こっちの方が泣きました。
あとは出棺前のお花添えるやつは泣きます。

 

坊さんが仏教好きすぎ

今回の葬儀のお寺の住職さんは、ハッキリものを言う人でして、全部聞き終わればそれなりに良い説法なんですが、所々アグレッシブな表現があるので聞いてて冷や冷やします。父は「退屈しない」と言ってました。
仏教の知識がある人なら言ってることは分かるけど、よく知らない人がいきなり聞いたらポカーンとするような説法なんです。何ていうか…アレだ、社会学の大学教授みたいな感じだ。檀家の側も、好き嫌いがはっきり分かれるらしいです。(うちの村にもこの住職の檀家が2~3件あり、その評判も親から聞いた)

住職「もうすぐ節分だけど、豆まきとか仏教はしないよ!病や死は追い出すものじゃなくて受け入れるのが仏教なんだよ!」
こんなこと言われたら知識の無い人はビビると思います。
住職「私のお経じゃ故人は成仏しませんよ、遺族がしっかり生きることがなによりの供養ですよ!」
私は「おいwww確かに正論だがwwwww」、みたいな草生やして脳内ツッコミしながら楽しく聴いてました。

けど葬式本番の火葬以降のスケジュールをこの住職のワガママで変更する事案が発生して、横で見てて腹立ちました。
坊主にとって面倒くさい予定を組んだ親戚もグダグダしててアカン感じだったのに、住職までが我を通すのかよ。仏教は我を通すものなんでしたっけ?
説法がアグレッシブなのはいいけど、予定の土壇場変更とか何考えてるんだ…。

 

疲れた

冠婚葬祭は疲れますね…。
仕方が無いね…。


▼わかりやすい仏教の基礎知識の本
お経のひみつ (光文社新書)